【2026年版】AIエージェントとは?基本知識とおすすめのツール7選をご紹介!
株式会社C And 代表取締役
2026年は、「AIエージェントの年」といわれるほどAIエージェントが注目されています。
そこで本記事では、AIエージェントの定義や生成AIとの違い、主な機能といった基本知識をご紹介するとともに、今使うべきAIエージェントを7つご紹介しています。
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目次
AIエージェントとは?

AIエージェントは、特定の目標やタスクの達成に向けて、人間の指示なしでも自律的に行動するAIシステムです。複数のタスクを自動で実行し完了します。
例えば、以下のようなものを自動化してくれます。
AIエージェントで自動化できる業務
経理・バックオフィス業務:請求書読み取り、会計システムへの入力、振込予約などを自動化
営業・カスタマーサポート:顧客対応に対して、在庫の確認や返品手続き、配送先変更処理まで自動化
エンジニア(開発フロー):仕様書を渡すだけで「コードの作成、テストの実行、バグ修正」まで自動化
スケジュール管理:カレンダーへの入力~ゲストの招待など自動化
AIエージェントと生成AIとの違い
AIエージェントと生成AIの間には、以下のような違いがあります。
| AIエージェント | 生成AI | |
|---|---|---|
| 用途 | ユーザーとのやり取りから特定の業務やタスクを自動化 | 文章や画像などのコンテンツの生成 |
| 指示に対する行動 | 複数のタスクを実行 | 一問一答形式で回答 |
| 運用方法 | 自律型 | ユーザーからの指示 |
上記の表のように、生成AIは文章生成や画像生成といった特定のタスクの実行を得意とします。こちらは一つのタスク実行後、次のタスクを実行するためには新たな指示が必要です。その分、細かな指示ができるため自分の想定したコンテンツを作りやすいメリットがあります。
一方でAIエージェントは、ユーザーとのやり取りを通じて業務遂行に必要なタスクを一度に複数実行し、能動的に業務を完了させてくれます。タスクを実行するにあたって、途中で必要となる情報は推測により補ってくれます。そのため、一連の業務を丸ごと自動化させることを得意としています。
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AIエージェントサービスの3分類
AIエージェントは特徴別に、3種類に分類できます。
AIエージェントの3分類
- 汎用業務遂行型
- 業種特化型
- 自社構築型
汎用業務遂行型
こちらは、特定の業務を指示1つで自律的に実行するような場合です。
この場合、設計や環境構築といった難しいプロセスなしに指示1つで使い始めることができます。
具体的には、以下のような業務の自動化を可能にします。
(WEB検索~情報収集~求められた情報のみをレポート化~資料化まで)
・議事録作成
(業務会議の文字起こし~議事録化)
業種特化型
こちらは、営業や人事など特定の業種に対して、必要な機能を網羅的に組み込まれているようなサービスです。
サービスによっては、組み込む機能をカスタマイズすることも可能です。自社構築と比較して、時間・費用の両側面のコストを抑えることができます。
まずはこちらで検討してみることがおすすめです。業種間の連携をシームレスにしたい、特有の業務フローがありこれらサービスでは対応できないといった場合には、以下の自社構築型を検討しましょう。
自社構築型
こちらは、他社が提供しているサービスでは自社の需要が満たされない場合の選択肢です。
ノーコード・ローコードで作成できるAIエージェント構築ツールの活用、設計〜構築〜実装のすべてまたは一部の外注、完全内製化など様々な選択肢が取れます。
自由度が高い一方、複雑なものほど時間・金銭的なリソースが多くかかってしまうデメリットもあります。
おすすめのAIエージェント7選を比較|選び方もご紹介!

どのAIエージェントを業務に導入するか決定するにあたって、「導入コスト(時間・お金)」と「導入後の効果」という二軸マトリクスを用いて整理してみることがおすすめです。
今回は、AIエージェントの3つの分類それぞれのおすすめAIエージェントを紹介します。
汎用業務遂行型AIエージェント3選
ChatGPT エージェント

基本情報
| 導入コスト | Plus:$20/月 Pro:$100/月~ Business:$20/人・月 Enterprise:要問合せ (2026年4月時点) |
| 運営会社 | OpenAI |
| 公式サイト | https://chatgpt.com/ja-JP/features/agent/ |
| 利用開始日 | 2025/7/17 |
OpenAI社が提供する「Operator」「Deep Research」「ChatGPT」の3つのサービスの強みを結集し、複雑なワークフローを最初から最後まで実行可能にしました。
Operatorのサイトとの対話機能、Deep Researchの高度な情報分析・統合能力、そしてChatGPTの自然な会話力を掛け合わせることで、使いやすさとタスク処理能力の両面において、トップクラスの性能を誇るAIエージェントとなっています。
性能面においては、AIのパフォーマンスを評価する「Humanity’s Last Exam」など、数々の指標で高い評価を獲得しています。
また、API連携などの基本機能も備えており、オープンソースでありながら、日常業務の自動化から実務レベルのタスクまで、幅広い用途に活用できるサービスです。
使用方法
参照:Open AI 「ChatGPT エージェントが登場」
Genspark AI ワークスペース

基本情報
| タイプ | 汎用業務遂行型 |
| 導入コスト | 無料プラン:$0(一部アクセス制限あり) Plusプラン:$24.99/月($239.88/年) Proプラン:$249.99/月($2,399.88/年) (2026年4月時点) |
| 運営会社 | MainFunc Inc. |
| 公式サイト | https://www.genspark.ai/ |
| 利用開始日 | 2025/4/2 |
Genspark AI ワークスペースは、自律型のAIエージェントシステムです。旅行計画や予約代行といった日常タスクから、ランディングページ作成やマーケティング分析の支援といったビジネスタスクまで幅広く対応しています。
AIエージェント機能のほかにも、以下のような機能が利用可能です。
Genspark AI ワークスペースの主な機能一覧
| 機能名 | リサーチでの利用用途 |
| スーパーエージェント | 複数のタスクを自動で実行 ex). 指定したファイル群からの情報収集、スライド・シートへのアウトプットなど |
| ファクトチェック | 信頼できる情報源からの裏付けが取れるかのチェックを自動化 |
| AIスライド | PDFやドキュメントにまとめた内容をスライド化 |
| AIデザイナー | 画像としてまとめる際のデザイン補助など |
| AIシート | ・収集したデータを自動で表にまとめる ・データ分析の補助 ・グラフの作成 |
| AIドキュメント | ・HTML形式のドキュメントの作成 ・調査内容の要約作成 ・レポート形式へのアウトプット |
| AIドライブ | ・データ元のファイルダウンロード ・ファイルの整理・解析の自動化 ・ファイル内容の要約 |
特に自律してタスクをこなすという点において高評価を獲得しており、電話予約や動画生成といった領域では競合優位性を持っています。
職種特化型AIエージェント3選
ここでは、自社の導入目的に応じてAIエージェントをカスタマイズしたい方におすすめのサービスを紹介します。
【豊富な職種に対応】Japan AI AGENT

基本情報
| タイプ | 業種特化型・自社開発型 |
| 導入コスト | 要問い合わせ |
| 運営会社 | JAPAN AI株式会社 |
| 公式サイト | https://japan-ai.co.jp/agent/ |
| 導入職種例 | ・営業・マーケティング ・バックオフィス ・エンジニアリング ・リサーチ |
JAPAN AIは、特定のタスクを自律的に実行する「AI社員」をノーコードで作成できるプラットフォームです。(引用:JAPAN AI HP)
日本企業のニーズに合わせて作成された「すぐに使えるAIエージェント」と自社に合わせて「カスタマイズしたAIエージェント」のどちらも利用可能です。
カスタマイズしたAIエージェントでは、職種・業種別や業務フロー別のAIエージェントを作成できます。そのため、「特定の業務を効率化したいニーズ」に対してもピンポイントで答えてくれます。自社のニーズに合わせて様々ある機能を組み合わせることも可能であるため、ニーズにあった柔軟なAIエージェント構築が可能です。
具体的には、以下のような職種・カテゴリーに対応しています。以下はほんの一例でほかの機能も利用可能です。
対応職種・カテゴリー
| 職種・カテゴリー | 具体的機能 |
| 営業 | ・分析 ・顧客プロファイル作成 ・インサイト抽出 ・営業提案資料作成 ・メール文面作成 |
| マーケティング | ・競合調査 ・トレンド分析 ・ペルソナ作成 ・コンテンツ戦略 ・成果物作成(記事・SNS) |
| 人事・総務 | ・問い合わせ意図分析 ・申請判定~書類作成~承認 ・領収書CSV変換 |
| その他 | ・PDFリーダー ・スライド生成 ・文章生成アシスタント |
【営業職に特におすすめ】Agentforce

基本情報
| 導入コスト | Agent force:240円/会話1件 Standard Success Plan:要相談 |
| 運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
| 公式サイト | https://www.salesforce.com/jp/agentforce/ |
| 導入業界・職種例 | ・カスタマーサービス ・営業 ・銀行 ・小売 ・ヘルスケア ・IT ・財務etc… |
Agentforceは、Salesforce内の顧客データを活用し、自ら判断して業務を実行する「自律型AIエージェント」を構築できるプラットフォームです。ローコード/ノーコードで自律型のAIエージェントを迅速に構築でき、扱いやすさが魅力です。
導入により、以下のようなメリットが得られます。
- ノーコードで即時導入: 専門知識がなくても、直感的な操作で自社の業務ルールに沿ったエージェントを迅速に構築できます。
- Slack連携で業務が完結: Slack上から指示を出すだけで、Canvasの作成やリスト作成、関係者へのDM送信までAIが代行。ツール間の移動時間をゼロにします。
- 全社的な生産性向上: 24時間の顧客サポートや、データ分析の自動化、営業のロールプレイなど、バックオフィスから営業現場まで幅広く対応可能です。
Devin

基本情報
| 導入コスト | Pro:$20/月 Max:$200/月 |
| 運営会社 | Cognition inc. |
| 公式サイト | https://devin.ai/ |
| 導入業界・職種例 | ・エンジニア |
Devinは、ソフトウェア開発の全工程を自律的に遂行する、世界初の「AIソフトウェアエンジニア」です。
単なるコーディング補助ツールではなく、ブラウザやエディタ、ターミナルを自ら操作し、設計から実装、デバッグ、デプロイまでを完結させる「自律型AIエージェント」として機能します。
既存のコードベースへの機能追加や、ゼロからのアプリケーション開発はもちろん、未経験の技術スタックであってもドキュメントを読み学習しながら対応できる柔軟性が魅力です。エンジニアがタスクを依頼するだけで、AIが自律的に計画を立てて問題を解決するため、開発スピードを飛躍的に向上させることができます。
自社開発型AIエージェント2選
【オープンソースで実運用まで】Dify
基本情報
| 導入コスト | SandBox:無料 Professional:$59 Team:$159 |
| 運営会社 | LangGenius Inc. |
| 公式サイト | https://dify.ai/jp |
| 導入企業例 | ・VOLVO ・RICOH ・ETS |
Difyは、ノーコードでAIエージェントなどの開発ができるオープンソースのプラットフォームです。
オープンソースのため比較的低コストで導入できるうえ、自社のナレッジを学習させることはもちろん、Googleなど100万以上の外部ツールや多様な大規模言語モデル(LLM)ともシームレスに連携できる、充実した機能を備えています。
Difyは、RICOHやVOLVOといった大手企業にも導入されており、世界150以上の国と地域、60以上の業界で導入されています。(2026年4月時点)
活発なコミュニティから常に最新の技術情報を取り入れられるため、手軽にAIを試したい個人から本格的な業務活用を目指す企業まで、あらゆるニーズに応える最適なソリューションです。
参照:Dify HP
Google Workplace Studio

基本情報
| タイプ | 汎用業務遂行型・自社構築型 |
| 導入コスト | Starter:800円/ユーザー・月 Standard:1,600円/ユーザー・月 Plus:2,500円/ユーザー・月 (2026年4月時点) |
| 運営会社 | Google Inc. |
| 公式サイト | https://workspace.google.com/intl/ja/studio/ |
| 利用開始日 | 2025/4/2 |
Google Workplaceを日常タスクで頻繁に使う方には、こちらのサービスがおすすめです。
通常のGeminiの動作の起点は指示ですが、こちらは「メールが届いた」「特定の時間になった」「スプレッドシートが更新された」といった外的なきっかけから自動で動作します。
さらに、実務の完結までサポートしてくれるため、生産性が圧倒的に向上します。例えば、メール内容の要約~返信内容の作成~メール送信・カレンダーへの入力といったフローを自動化します。
外部サービスとの連携はもちろん可能なので、Workplaceを用いる多くのビジネスマンにおすすめの選択肢です。
Microsoft Officeを用いている方
AIエージェント導入にあたって確認しておくべきこと
ここ数年で様々なAIエージェントが出てきました。一方で、AIエージェントを選ぶ際にどれを選んだらいいのか迷うことも多いと思います。そこでここでは、AIエージェント導入にあたって確認しておくべき事柄を紹介します。
AIエージェント導入の際に確認しておくべきこと
- 自社の導入目的・自動化したい業務を明確にする
- どんなサービスと連携できるのかを確認する
- 運用体制・メンテナンスの計画を立てておく
自社の導入目的・自動化したい業務を明確にする
まず、AIエージェントの導入目的を明確にすることが重要です。
AIエージェントは、サービスによって自動化できる業務や提携できるAPIに指定がある場合があります。
そのため、導入目的を明確にせず選定すると費用に対して得られる効果が少なくなってしまいます。
実務導入ではなく使ってみたいだけという場合は、Open AIやGensparkのような比較的安価でかつ様々な領域に活用できるエージェントを活用してみましょう。
どんなサービスと連携できるのかを確認する
AIエージェントの中には、外部サービスとの連携できる場合があります。例えばAgent forceではSlackやSales forceのツールとなどの連携ができます。
もし自社で使っているSaaSやツールとAIエージェントを連携させたい場合は、どんなものと提携できるのか事前に確認しておきましょう。
運用体制・メンテナンスの計画を立てておく
AIエージェントは導入して終わりではなく、継続的な運用と改善が求められます。導入後もユーザーのニーズや業務フローの変化に合わせて、エージェントの会話内容や連携フローを適切に見直していく必要があります。
まずは、社内で誰が管理・運用を担当するかを明確にすることが重要です。エンジニア、業務担当、カスタマーサポートなど、関係部署と連携しながら運用体制を整えましょう。
まとめ|AIエージェントを導入して業務改革を始めよう
AIエージェントは今進化の渦中にいるため、今後も性能は向上していくでしょう。
そんなAIエージェントが一般的に使われる前に使ってみることで、他の人・他社よりも業務の生産性の飛躍的な向上が期待できます。
自社独自のAIエージェントをいきなり導入することが不安な場合は、とりあえずGensparkやOperatorを使用し、その効果を実感するところから始めてみましょう。
生成AIやAIエージェントについて効率よく学習したいという方には、AIスクールの利用もおすすめです。今ならリスキリング助成金が受給できる可能性もあるためそちらも合わせてチェックしてみてください。
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特におすすめの生成AI研修3選
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・実践演習を通じて自社業務への落とし込みまで習得できるコース
・研修後の定着までサポートする手厚い伴走支援つき
AIエージェントに関するよくある質問
AIエージェントの導入コストは?
AIエージェントの導入コストは、利用するプラットフォームの種類や開発方法、連携するシステムの数、カスタマイズの有無によって大きく異なります。
例えば、SalesforceのAgentforceのようなローコード/ノーコード型のAIエージェントツールを利用すれば、開発コストを抑えて短期間で導入できるケースもあります。
一般的には、初期導入費(設計・開発)や月額利用料、保守・運用費のような費用が発生します。
小規模な業務自動化であれば、月数万円〜でも導入可能なツールもあり、必要な機能や目的に合わせて柔軟に選定することが重要です。
導入後、社内での運用は簡単か?
近年のAIエージェントは、専門的なプログラミング知識がなくても扱いやすい設計になっているものが増えており、社内運用も比較的簡単です。
特に、SalesforceのAgentforceのようなツールは、ノーコード・ローコード対応のため、社内の非エンジニアでもチャットフローの修正や応答内容の更新が可能です。
ただし、運用を安定させるためには定期的なログ分析と応答改善や社内からのフィードバックの収集と反映といった体制づくりが必要です。継続的な改善がカギとなるため、導入後も“育てていく”意識での運用が推奨されます。
セキュリティ面のリスクは?
AIエージェントは外部とデータ連携を行うことが多いため、セキュリティ対策は非常に重要です。
主なリスクとしては、個人情報や機密データの漏えいや誤回答による情報の誤送信、不正アクセスや外部攻撃のようなものがあります。
これらに対処するために、データ暗号化やアクセス制限の有無やエージェントの権限設計などを導入時にチェックしましょう。
木俣太地
また、前職の株式会社MIXIで培ったブランドプロモーションスキルを活かし、話題化戦略を意識した制作した生成AI活用のアニメCMは、Xにて680万インプレッションを記録。幅広い形で生成AIを活用して、企業の課題解決に貢献。





